GENSEKIマガジン

モノづくりを広げる・支えるメディア

ノンデザイナーがSNSに投稿する画像を作るときに気をつけていること

 

【この記事はAdobe Expressの提供を受けています】

 

GENSEKIに関わるスタッフが自由に発信をする「GENSEKIメンバーブログ」です。「GENSEKIって、こんな人達が運営しているんだ」と身近に感じてもらえたらうれしいと思っています。

今回はGENSEKI運営スタッフの近藤亮です。

 

自己紹介

はじめまして。
GENSEKI運営スタッフの近藤亮です。

趣味はイラストを描くことですが、他にも学生時代に取り組んでいたバレーボールの試合をチェックしたり、愛する猫に顔を埋めては逃げられたりしています。

GENSEKIは数多くのイラストコンテストを開催しており、私は企画運営を担当しています。イラストコンテストに関連するSNSの運用や、バナーの制作などもしています。

さて、今回はGENSEKIメンバーブログ第2回目ということで、「SNS運営で気をつけていること」をお話ししようと思います。

 

GENSEKIのSNSアカウントについて

GENSEKIにはプラットフォームの公式のお知らせ配信や、メールマガジンの機能があります。しかし、これはすでにGENSEKIに登録してくれているユーザーさんにしか情報が届きません。

そこで、よりGENSEKIを知ってもらうために、SNSでの情報発信も積極的にしています。SNSの強みは情報が拡散されることや、ターゲット層の広さです。

GENSEKIでは、X、Instagram、Bluesky、Misskey、YouTubeなど、さまざまなSNSを使っています。投稿する内容も、SNSによって若干変えています。

  • X@genseki_creator
    イラストコンテストの最新情報やかんたんなアンケートなど、投稿頻度が高く、気軽にお届けしたい情報をメインに発信しています。
  • Instagramofficial_genseki
    Xの内容に加えて、GENSEKIの機能の紹介や、上手な活用方法など、よりGENSEKIに興味がある方向けの発信をしています。
  • YouTubeGENSEKIイラストちゃんねる
    さまざまなイラストレーターさんのイラストメイキングや、コンテストの講評配信など、プロのスキルや考え方を視覚的に伝えています。

Bluesky@genseki.meとMisskey@genseki_creatorはXと同じ内容を投稿してます。まだ試用段階という印象です。

 

SNSでは画像が重要

SNS運営で特に気をつけていることが、投稿に添付する画像の第一印象です。

Instagramがわかりやすいのですが、ユーザーが最初に認識する情報は、テキストではなく画像となります。つまり、いくら大事な情報をテキストに書いても、パッと見て興味を持たれず流されてしまったらおしまいです。

それに、最初に目につく画像って印象の全てを左右しますよね。第一印象がイマイチだと、それ以上見る気もなくなってしまったり……。

 

画像のデザインについて、気をつけるようになったきっかけがあります。僕はデザイナーではないのですが、サービスで使うバナーをずっと作成していました。ある日、社内デザイナーの方にこんなフィードバックをいただいたことがあったのです。

「悪くはないんだけど、情報の導線がバラバラかもしれません。ある程度決まりやルールを作って、統一しておくといいですね」

ハッとしました。自分はバナーを「見た人に興味を持ってもらうためのもの」だと思っていたんです。でも、その先のことを考えていませんでした。

バナーで興味を持った人は、書かれている内容を理解しようとします。私の作ったバナーは、見ている人が迷子になってしまうようなものだったんです。

 

自分がやっていた失敗

フィードバックをもとに試行錯誤を経て、自分に足りなかったものは以下のふたつではないか、と気づきました。

1.情報量が多すぎる

全てを伝えたい気持ちが先行してしまうと、ギチギチに情報が詰まって見づらい仕上がりになりがちです。大事な情報を中に書いている場合、サムネイルで興味を持ってもらえば大丈夫なので、最低限の見出し文や、ちょっと見たくなるような要素を入れてみると良いかもしれません。

2.色とレイアウトが整っていない

色の組み合わせが悪かったり、レイアウトが崩れてしまっていると、あまり良い印象は持てませんよね。
色数を抑えたり、配置する場所を均等にしてみたりすると、グッと整った印象になったりします。形や色合いでちょっとしたアクセントを組み込むのも、見る人を楽しませるポイントの一つです。

 

いい画像をかんたんに作るには

では、いいSNS投稿画像ってどんなものでしょうか。上記の反省点を踏まえて、現在ではこんなふうに作っています。

情報量を絞って、色とレイアウトをシンプルにしました。12月なので、クリスマスを意識したカラーや図形をあしらっています。

 

とはいっても、実はかんたんです。今回はアドビのAdobe Expressを使っています。Adobe Expressにはたくさんの素材やテンプレートがあるので、直感的にペタッと組み合わせただけで、なんだかとってもいい感じな画像ができてしまうんです。

テーマや場面ごとのカラーパレットも用意されていたり、オブジェクトの配置もバランス良く補正してくれるので、先ほど書いたようにレイアウトが大きく崩れる心配もありません。

制作時間も10分かからずだったので、ちょっと優雅にコーヒーを飲む時間も取れてしまいました。うれしかったです。

 

……ちなみに、先ほど表示させていただいた「悪い例」の画像もAdobe Expressで作っていました。Adobe Expressは普通に作るといい感じになってしまうので、こういった画像を作る方が時間がかかってしまいますね(笑)。

 

おわりに

僭越ながら、運営の考え方のようなものを少しだけお話しさせてもらいました。今回は、SNSの活用に関する内容でしたが、その目的は「GENSEKIというプラットフォームに興味を持ってもらうこと」にあります。

最終的に、GENSEKIっていいな、使ってみようかなと思っていただけるよう、これからも施策を展開してまいります。

おっと。猫がかまってほしそうにこっちを見ているので、今日はこのへんで……。今後もどうぞよろしくお願いします。

提供

Adobe Express

Adobe Expressは、アドビ社が提供する、誰でも簡単に、魅力的なコンテンツを作成できるデザインアプリです。

Adobe Expressの最大の特徴は、デザイン制作の経験がない人でも、すぐにはじめられる点です。誰でもかんたんに魅力的なコンテンツを作成できるデザインツールで、ロゴやチラシ、Instagramリールなどの動画も作成可能。Adobe Fireflyによる生成AIを活用して、あっという間に存在感のある作品を作れます。

「デザイン」というワードにハードル高く感じる人にも、体験することで日常にちょっとした創造性を拡げます。

Adobe Express 公式サイト

 

近藤亮
GENSEKIコンテストの企画運営・バナー制作、SNS運用を担当。