第4回！1月GENSEKIテーマコンテスト『とら』の結果発表

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2021年12月24日（金）より、第4回GENSEKI月例テーマコンテストが開催されました。

こちらのコンテストは、なんと累計261作品のご応募が集まりました。

たくさんのご応募ありがとうございました。

さらに、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットをはじめ、『謎解きはディナーのあとで』『夜は短し歩けよ乙女』など書籍表紙を数多く手掛ける、日本でも5本の指に数えられるイラストレーター・ミュージシャン・漫画家である、中村佑介さんが当コンテストをTwitterなどで広めてくださいました。

GENSEKIでいまやっているコンテストがコチラ。年賀状でトラ描いた方も多いと思うので、どうせなら応募しちゃえばいいと思います🐯 https://t.co/6azAvvRcEn
— 中村佑介🎨20th展大阪9/25迄 (@kazekissa) 2022年1月13日

コチラあと２日で締切ですよー🐅まわりの寅で年賀イラスト描いてた方達に知らせてあげてください🐯 https://t.co/6azAvvRcEn
— 中村佑介🎨20th展大阪9/25迄 (@kazekissa) 2022年1月18日

コンテスト応募画像

今回も数多くの素晴らしい作品が寄せられました。「とら」というテーマにぴったりな受賞作品をご紹介します。

優秀賞（1名）

Amazonギフト券贈呈の他、次回テーマコンテストの作品審査員を務めて頂きます。

数ある作品の中から、最もGENSEKIのコンセプトにぴったりだった作品がこちらです。

作者：ゆいあいさん

イラスト

受賞コメント
寅年の絵を描くにあたり、どうしたら自分ならではの表現ができるか考えました。

光と影を使うことが好きなので、いっそ虎は描かずに、影のみでシルエットやしま模様を表しました。

顔に光が当たっていないものの、暗くなりすぎず、強さが滲み出ている雰囲気が気に入っています。

審査員コメント（前回特賞モナカさん）

この度は200点を超えるたくさんのご応募ありがとうございました。

今年の干支でもある「とら」がテーマということで、年賀状を想定したイラストからロゴデザインに落とし込んだもの、キャラクターとしてデザインされたものまで表現方法もスタイルも多種多様な作品ばかりでとても楽しみながら拝見させて頂きました。

それぞれに魅力がありとても悩みましたが、「とら」というテーマに沿いながらもあえて虎を描かずに表現するアイディアに感銘を受けた、ゆいあいさんの「虎影」を優秀賞に選出させて頂きました。

ピンできっちりとまとめられ固く結ばれた髪、凛とした女性の横顔、着物に落ちる葉の影が縞模様を作り出し、タイトルにある「虎影」以外からも虎の力強さが伝わってくる素敵な作品だなと思いました。この女性は虎が化けた姿なのか、それとも内に秘める感情が虎という形で表れているのか…見ている側の想像力も掻き立てられる1枚だと感じました。

審査をする側に立つというのは今回が初めてで緊張もありましたが、改めて表現することの面白さや難しさ、可能性を実感する貴重な体験となりました。個性溢れる素敵な作品をご応募くださった皆さまと、このような機会を与えて下さった運営さまに改めて感謝申し上げます。

ありがとうございました！