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イラスト、キャラクター、デザイン……配色に悩んだとき参考にできるもの【GENSEKIお役立ちリンク集】


こんにちは! GENSEKIマガジン編集部です。クリエイターのみなさんの制作を応援するリンク集、今回は「配色編」です。

「イラストの色がいつも同じになってしまう」「テーマにあった配色がしたい」など、イラストやキャラクター、デザインで色を考えるとき、参考になる情報をご紹介します!(順不同・情報は2024年2月時点)

 

<GENSEKI役立ちリンク集>
【イラストソフト編】デジタルイラストの制作を始める際に知っておきたいイラストソフト
【イラスト構図編】イラストの構図に悩んだとき参考にしたいサイト
・【配色編】配色に悩んだとき参考にできるもの(この記事)
【人体資料・クロッキー編】人体描写に困ったとき使えるもの

 

 

配色の基本とトレンドを学べるおすすめサイト


色の基本を学べる!わかりやすい図解つきの入門サイト

彩度、明度、色相や中間色、トーンといった色の基礎知識がわかりやすく学べる講座。基本的な説明のあとに、イラストの配色を実例で解説している。カラーホイールから配色を考え、色の割合をイラストメイキングで見ることができるため、すぐに自分の作品に応用できそう。


さらに色の勉強をしたいときはこちら!イラストに使う配色理論がひと通り学べる

イラストに使う配色理論を解説している記事。基礎からもう一歩踏み込んだレベルの内容となっている。配色理論の使い方がたくさんのイラストと図解で学べ、難しい内容もわかりやすい。入門~中級まで使える、何度も見返したい講座。


配色論に沿った色選び、画像からカラーパレットの抽出など、色に関する機能が充実

Adobe公式のカラー専用サイト。配色の理論に沿った色の抽出、画像からカラーパレットやグラデーションを作成、Web上での2色プレビューやコントラストの提案まで、色についての機能が充実している。Adobeソフトとライブラリ連携もでき、カラーコードもコピーしやすい。トレンドカラーが豊富で一度使ったら手放せないツールサイト。

色の一覧サイト。「和色大辞典」「洋色大辞典」「配色大辞典」など、テーマにあわせた色サンプルが豊富で、色ごとの色の名前や彩度別一覧、カラーパレットで再現するための数値情報も掲載されている。カラーサンプルからカラータグをコピーして使えるため、Web用に使いやすい。


トレンドの色を知りたいときに見るサイト 

国際的な色彩情報の民間団体「国際流行色委員会」の公式サイト。産業別に世界的なトレンドカラーを選定している。

トレンドカラーや社会情勢を踏まえて、日本独自のトレンドカラーを選定している機関の公式サイト。ファッション、プロダクト、メイク、インテリア、時代の色などテーマ別に選ばれた「今年の色」を知ることができる。

色の統一規格のひとつである「PANTONE」の日本語インフォメーションサイト。PANTONEの紹介だけでなく、PANTONE独自のカラー・オブ・ザ・イヤーが掲載されている。

 

配色を楽しく学び応用までできる動画


自分の好きな配色がわかるようになってきたら活用する方法を伝授!

イラストレーター「最果ての魔王 ディープブリザード」先生のYouTube動画。。最果ての魔王 ディープブリザード先生が色を考えるときに使っているシートの解説や、実例が紹介されている。シートの配布もされており、自分の好きなカラーリングがわかってきたとき、色の分析をする助けになる。


キャラクターデザインの配色方法を余すところなく解説

イラストレーターのPALOW.先生、米山舞先生、famy_siraso先生のYouTubeチャンネル『残りの5割』の動画で、PALOW.先生がキャラクターデザインの色選びについて教えてくれる回。キャラクターに使う色の理論や方法について、図解と実例を交えながらしっかり解説されている。キャラクターデザインをするときに見ながら描いて身に付けられる。


もっと詳しく色のことが知りたくなったら

色彩検定協会の公式youtubeチャンネルで公開されている、色の勉強ができる連載動画。検定テキストに沿った内容で、色の専門用語や知識をもう少し知りたくなったとき、広く知りたいときに、ジャンルを問わず勉強できる。学園ゲームのような設定で、人気男性声優が演じるキャラクターが教えてくれるので聞きやすく、難しい話題も楽しく学べる。

 

配色を考えるとき助けになる配色事典


描きたいイラストに近いものを選べば、より具体的に配色のイメージが見つかる書籍

小尾洋平(オビワン)氏のデザイン的なイラストを例に、基礎知識や配色例が図解されている。本やDM風のデザインイラスト、キャラクターに応用したときの作例が豊富で、テーマから直感的に配色が探せる。公式サイトで目次と見本のページが試し読みできる。

アナログタッチに近い橋賢亀氏のファンタジーイラストを見本にした、配色本の中では珍しい1冊。色の専門家がテーマに沿って8色を選び、その色で描きおろされたイラストと2~3色を使った場合の図解が合わせて載っている。眺めるだけでも描きたいイメージが浮かんでくる楽しい1冊。公式サイトで見本を見ることができる。

同じく色の専門家と、イラストレーターのサタケシュンスケ氏がタッグを組んだ配色の書籍。サタケ氏のイラストのような、かわいい世界観と幾何学的なデザイン要素を組み合わせた作例が豊富。パターンのデザインに使う場合や、画風別の例もあり、デザイン分野でも実用的な1冊。

 

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リンク集【配色編】、知りたい情報やすてきな色のアイデアは見つかりましたか?

記事の感想や、今後「こんなことが知りたい!」というご希望はぜひ GENSEKIマガジンX までお聞かせください!

GENSEKIではこれからも、クリエイターさんたちの実りになる情報をマガジンで発信していきます。制作に詰まったとき、アイデアが欲しいとき、プロの話を聞きたいときから息抜きまで、ぜひ気軽にのぞきに来てくださいね。

 

<GENSEKI役立ちリンク集>
【イラストソフト編】デジタルイラストの制作を始める際に知っておきたいイラストソフト
【イラスト構図編】イラストの構図に悩んだとき参考にしたいサイト
・【配色編】配色に悩んだとき参考にできるもの(この記事)
【人体資料・クロッキー編】人体描写に困ったとき使えるもの

 


執筆

kao(X:@kaosketchWebGENSEKI

編集

斎藤充博(X:@3216WebGENSEKI