GENSEKI開発スタッフに「自作PC」について語ってもらいました

GENSEKIに関わるスタッフを紹介する「GENSEKIメンバーブログ」です。「GENSEKIって、こんな人達が運営しているんだ」と身近に感じてもらえたらうれしいと思っています。
今回はGENSEKI開発チームの3人に「自作PCについて語ってください」というお題を出してみました。それぞれの語りからスタッフのキャラクターが見えてくる……かもしれません。
GENSEKIのバックエンドを担当するH.M

サービス開発チームのH.Mです。普段はGENSEKIのバックエンドの運用・保守などを行っています。
にじGAME、DLチャンネル、トリオキニも担当なのでよろしくね!
最近は夏らしいことで言うと趣味で飼育したクワガタを、子ども達に配る活動をしておりました。

自作PCについて
高校生の時にCore2Duoで自作PCを組んだのが初めてだったと思います。当時は自作で組んだほうがまだ安くて高性能のPCが手に入る時代だったので、秋葉原のパソコン工房さんやツクモさんでパーツを買っていました。
現在メインで使っている自作PCはこんな感じです。
メインPC
- CPU:Ryzen 2700X
- グラフィックボード:RTX3060Ti
- メモリ:32GB
- マザーボード:ROG STRIX X470-F GAMING
- SSDx1
- HDDx1
- 電源:CORSAIR RMX 750x
- PCケース:North Chalk White
※電源の大きさは心の余裕
ほぼゲーム専用ですが、Stable Diffusionなどを試すときやWSL2でdockerの開発環境を作るときもそこそこのスペックがあるとストレスなく使えるので良いですよね。
最近はPCケースとグラフィックボードしか新調していないので少しCPUとかが古いですが、問題なく使えています。
最近のPCケースは強化ガラスが使われており中が見えてオシャレですが、とにかく重いのと、枕元近くにPCを置いていたため割れると怖いのでメッシュのケースに変えました。
Northケースは前面の木製パネルが特徴的でオシャレで気に入ってます。
見た目だけでなくメッシュなのでエアフローもしっかりしてます
PCケース上部に置いてある緑の画面はCO2濃度を測定しており、CO2が高いときは空気の入れ替えを積極的に行っています。

マザーボードやCPUファンのLEDなどは木に合わせて黄色にしております。
気分転換に色を変えるのもいいですね!

また自宅サーバーも自作で組んでおり、こちらはできる限り安く場所を取らないパーツで考えていたのですが、昔作ったものなので今だとミニPC買ったほうがいいですね。
会社からは一時期リモート向けにDeskMiniが配布され、それを仕事で使っている時期もありました。
自宅サーバー
- PCケース:SST-ML03B
- CPU:Celeron Dual core G1840
- マザーボード:B85M Pro4
GENSEKIプロジェクトマネージャーH.O

GENSEKIでプロジェクト管理と、開発ディレクターとして開発チームと併走しつつ、法人向けサービスのマーケターとしても、事業を多角的に推進しています。
さまざまな役割を担っていますが、ここに至るまでには少し変わった経歴を歩んできました。
Webサイトの運用から始まり、デザインや開発を担当し、ついには自分で作ったサービスを売る事業の立ち上げを経験しました。
かと思えば、ロックバンドのクリエイティブ制作やイベント開催を行う「何でも屋」を副業で始め、本業では有名企業への転職をチャレンジし、超有名IPのファンクラブサービスの運営とサービス責任者を担当し、大小様々な「モノづくり」の現場を渡り歩いてきました。
一見バラバラに見える僕のキャリアですが、自作PCとの深い共通点があります。
なぜわざわざPCを”自作”したのか
僕が自作PCの世界に足を踏み入れたきっかけは、一人の友人です。
それも、インターネットで出会った、2000年代初頭のモーニング娘。に共に熱狂した友人でした。
彼は熱心な自作ユーザーで、「同じ金出すなら、自作の方が圧倒的にハイスペックなマシンになるぞ」と、そのメリットを熱弁してくれました。
彼にすっかり感化されたのが、すべての始まりでした。
とはいえ、高校生の僕がいきなりフルスクラッチで組んだわけではありません。
まずはBTOのPCをベースにメモリを増設したりと、いわば「ライトカスタム」から始め、少しずつ知識を深めていきました。
本格的にゼロから一台を組み上げたのは2008年、僕が大学生の時です。
大学で映像を専攻していたのですが、課題のためにいちいち大学の編集室に籠もるのが面倒で……。
「自宅で快適に動画の編集がしたい」その一心で、ついに自分だけのオリジナルマシンを組むことを決意しました。
記念すべき“自作一号機”は、もちろん動画編集用のハイスペックPCでした。
当時、同じ性能のものをBTOで買えば40万円は下らない構成を、デュアルモニター環境まで含めて20万円ほどで実現できた時の高揚感は忘れられません。
自作一号機
- CPU: Intel Core 2 Quad Q6600
- マザーボード: GIGABYTE製 GA-EP45-DS3R
- メモリ: DDR2 8GB (2GB×4)
- グラフィックボード: NVIDIA GeForce 9600 GT
- OS: Windows XP Professional x64 Edition
※電源やPCケースなどの情報はさすがに思い出せませんでした……
CPUは「神CPU」と呼ばれたクアッドコア、メモリは当時としては潤沢な8GBを搭載し、それをフルに活かすために64bitのOSを選ぶ。
一方でグラフィックボードはコストを抑えたミドルレンジに。
この構成こそ、「友達が言っていたことは本当だった! 知識と工夫で、ここまで価値を生み出せるのか!」と実感させてくれた、僕の成功体験そのものでした。
ここまで熱心に語った自作PCについてですが、今はすっかりMacユーザーになってしまいましたが……。
そして今、僕はサービスを「組み立てる」
この「知識と工夫で、最適解を導き出す」という自作PCで得たマインドは、僕のキャリアのOSになりました。
Webサイトの見た目をカスタマイズすること、最小のコストで事業を立ち上げること、無茶な要望に応えて何かを作り上げること、そして数百万人が使うサービスを安定稼働させること。
僕が経験してきた様々な「モノづくり」は、すべてこのOSの上で動いています。
さまざまな「パーツ」(ユーザーの要望、技術、ビジネス要件)の特性を理解し、それらを最適に組み合わせて、最高の体験(=最高のスペック)を生み出す。
やっていることは、あの頃、秋葉原のパーツショップで目を輝かせていた自分と、何も変わらないのかもしれません。
この「自作マインド」があるからこそ、今の僕がプロジェクトマネージャーとして、GENSEKIというサービスを多角的に「組み立てる」仕事に、最高のやりがいを感じています。
GENSEKIの開発ディレクターA.M

十数年前の個人ブログ以来のブログ記事作成にドッキドキしています。
よろしくお願いします!
最近、ふるさと納税で届いた桃にハマり、追加発注をしたらそれも届き、毎日桃三昧をして過ごしています。
旬が終わって食べれなくなる前に! と思ってほぼ毎日1~2個の桃を食べているので、友達から食べ過ぎではないかと心配されています。

写真は、先日食べた過去イチおいしかった桃のかき氷です。今年のイベントは終わってしまいましたが、来年も食べに来たいなーと思えるおいしさでした。
ゲーミングPCは生活の潤い
お題は自作PCなのですが、私が使っているのは既製品です。
ここ数年MMORPGのゲームをよくやっているのですが、去年1月に前職を休職し(その後辞めます)、金銭的な意味で生活が不安だー心配だーとか言いながら、真っ先に生活の潤いとしてゲーミングPCを購入しました!
なるべく安く。いいものを買いたい!
今遊んでいるゲームに飽きて新しいものを始めたとしても、数年遊べる子を買いたい!
でも、仕事としても使いたいからofficeは積みたい。
……みたいなところから、1か月くらい電化製品のお店に何度か足を運んで、店員さんに話を聞き、ネットでも見て、ゲーム友達にも聞いて、ゲーミングPCを買いました。
秋葉原のツクモで、「本日までの生活応援セール品ですよ!お買い得です!」という商品でした。
工学系の学校出身で、PCを分解・組み立てする経験を3回していたので、自作PCも選択肢にはありました。ただ、こだわろうとすればするほど、「良いもの=最新= 高スペック=高い」となってしまうんですよね……。
キーボードの音に惚れ込む
ゲーミングPCの他に、店頭で迷いつつも購入したものがあります。REDRAGONの「ゲーミングキーボード クリスタル 英語コンパクトクリア(透明)軸 メカニカル 61KEY」です。
参考リンク
K617CT-RGBTI
展示品を触ってみると、打鍵するときの音が良い。何度でも言います。音が良い。
お店に並んでいるパーツやPC、ディスプレイなど色々見ると何度かそこを通るのですが、通るたびに触っては「いいな」と。何度も叩きました。価格は6000円台。他に並んでいるキーボードを見ても、平均以下くらいの金額でした。
私の他に、何度も叩いているお客さんがもう1人いて、代わりばんこにキーを叩いていたので、その方も魅了されていたんだと思います。音に。
ただ、個人的に気になったのがUSキーボードであることと、コンパクトな61キーであることでした。
今まで日本語キーボードしか使ったことがありません。テンキーがないキーボードはノートPCで日常的に使っていたものの、なんと、矢印キーもファンクションキーも独立していない。
使いにくいのだろうか? と悩んだものの、音が良すぎて結局お持ち帰りをしました。
ゲーム中心で使っている分には全く支障はなかったのですが、Excelを触り始めると矢印キーが独立していないのはちょっと不便を感じました。
結局、半年後に仕事を始める時には矢印キーとファンクションキーが独立しているキーボードを新調しました。
似たような音を出す軸を探しましたが、見つからなかったのでフルキーボードの新作を出してくれないかと思っています。
自作PCの機能やパーツにこだわるのも奥が深いですが、ディスプレイ、キーボード、マウス等の本体以外は実際に触って、見るものなので感覚的なこだわりが見つかっておもしろいかもしれません。
最近はゲームもぼちぼちになりつつ。
PCの最近の主な用途はサブスクでのアニメ鑑賞とdiscordでの雑談&BGMになっています。
代替わりしてからはしまったままのキーボードですが、土日遊ぶときくらいに出して楽しむのもありだなぁとこの記事を書いていて思いました。それくらい、いまだに好き。
PC見に行くときは店頭でぜひ、イヤホンを外して、並んでいるキーボードを叩いてみてください。
それぞれが全然違う音を出す楽しみに沼るかもしれませんよ。

(本体はまだ届いていないので映っていません)
H.M
GENSEKIのバックエンドを担当。
H.O
GENSEKIプロジェクトマネージャー。
A.M
GENSEKIの開発ディレクター。
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