創作活動中のルーティンは「鳩時計」に頼りきり
ー好きな食べ物やお菓子など、創作活動中に食べているものは何かありますか?
出水先生 あまりおすすめしないんですけど、毎日ドーナツとか食べてます。
毎日近所の喫茶店に行くんですが、その喫茶店がミスドだったりするので、昔は早朝から行ってました。
今は行ってないです。それが毎日のルーティンでした。ただ朝からドーナツはおすすめはしないです。
ー他に創作中に口にしているものはありますか?
出水先生 コーヒーです。
あ、あとルーティンでいうと鳩時計です。部屋に鳩時計があって、1時間ごとに鳴くんですよ。さっきも鳴ってたんですが聞こえました?
ー実は聞こえていました。鳩飼ってるのかなと。
出水先生 これ鳩時計なんです。鳩時計は日本で鳩と言われているだけで、実際はカッコー時計と言います。毎時違う音楽が流れるので、鳩時計を中心に生活しているところはあります。
例えば、23時に音楽がなったらTwitterに飛び出す時間がすぐわかります。ご飯の時間も12時に音楽がなったら「よし、ご飯」みたいな。
ーそれではかなり鳩に誘導されているんですね。
出水先生 はい。鳩がいなかったら、時間を忘れていつまでも何かしらやっていると思います。
ーその鳩はどういう経緯で出水先生の元に来たのですか?
出水先生 自分でお店に行って買いました。鳩時計は昔から憧れがあったので、ずっと欲しいなと思ってました。5万円くらいでした。
最近の鳩時計機能がすごくて、寝ている時は光センサーで鳴らないんですよ。なので重宝しています。
ー創作活動しているときによく聴いている音楽はありますか?
出水先生 よくラジオを聞いてます。J-WAVEです。
16:30くらいになるとピストン西沢さんが流れるんですが、面白いので大好きです。あと土曜日のラジドとか、金曜日のリリコさんも好きです。
ー基本的にJ-WAVE一択ですか?
出水先生 はい。
でも別にこだわりがあるわけじゃなく、最初にアンテナを立てた頃に、たまたま入るのがJ-WAVEしかなかったので。そのままJ-WAVEを聞く癖がついて、アレクサに「ラジオかけて」というと必ずJ-WAVEが流れます。ダラダラずっと流してます。
ーよく聞くバンドさんとかアーティストさんとかいるんですか?
出水先生 なんでしょうね。最近は、約ネバで流れているずとまよさんを聞いてます。先日もライブに行かせてもらいました。衣装や照明が印象的で、行ってよかったと毎回思います。
ーその他に聞いているものは何かありますか?
出水先生 あんまりないです。それよりYoutubeで世界のインディーズ的なものも聞いてます。
ーYoutubeでは海外系のものが多いんですか?
出水先生 もちろん国内のものも見ます。
よくおすすめに出てくるのは、「ノースサファリ札幌」です。動物園が運営しているYoutubeなんですけど、動物に餌をやったりしてて、この前は虎にチュールあげる実験しててかわいかったです。
変な生き物チャンネルも面白かったです。動物が好きでよく動物園に足を運んだりもします。
ーゲームもされるんですね。どんなゲームが多いですか?
出水先生 はい。スイッチとスチーム両方やります。スイッチだとやっぱりど定番ですが、どうぶつの森とかカービィ、ポケモンシリーズです。モンハンもやります。
スチームだと最近はvalheimにハマりました。 この頃は他にVRで遊ぶことも多いです!
ー普段の創作から動物やモンスターなどが見受けられますが、やはりYoutubeや動物園からインスピレーションを受けてるんですか?
出水先生 そうだと思います。
ー創作活動をしているときの服装はどういうものを着てますか?寝巻きで創作するという方もよく聞きます。
出水先生 着なくなった外出用の服を普段着に変えていっています。
墨などで汚れてしまったら勿体ないですが捨てます。私はふらっと外に出たい派なので、いつ外に出ても職質されない様な服を着ています。
ー気分転換するタイミングとかはありますか?
出水先生 ないです。外に出たくなったら出る様にしています。
ー外出時に普段絶対に持ち歩く物はありますか?
出水先生 カバンがとにかく「でかい」です。「このカバン持ち出せばなんでもできる」っていうカバンが一個あります。
原稿用紙が入るくらいでかいです。どこに行くにもそのカバンです。中身は、原稿用紙、鉛筆、iPad、財布、マスク、その他小物です。
ーガジェット類は何か持ち歩いてますか?
出水先生 ないです。あ、スマホを持ち歩かないっていうのはこだわりかもしれないです。外出る時は目を休めたい事が多く、持ち出すとついつい頻繁に見てしまうので控えてます。
読書や作業はiPadでできるので、大丈夫です。「携帯を携帯していない」です。
ー手元にスマホがないと不安じゃないですか?
出水先生 とくに不安に思ったことはありません。むしろ連絡がこないのは素晴らしいです。
もちろん連載中とかの緊急がありそうな時は持ち歩いてます。欠点はお財布ケータイが使えないことですかね。
これからの活動について
ー今後の目標や夢は何かありますか?
出水先生 仕事を始めてから15年くらい経過したんですが、もうここまできたら、一生描いていたいです。始めた当初は、最初はとりあえず10年続けてみようと思ってたんです。気がつけば10年すぎてました。これからも健康第一を考えて続けていきたいと思っています。
ー2022年は何に一番力を入れていきたいですか?
出水先生 大きな軸としては新しい連載をめざしているのですが、今はその前に色々な新しい仕事・遊びに挑戦したいと思っています。作業環境の改善もその一つです。
先ほど小さな液タブがのった机の写真を撮ったものにくわえ実際は使ってない大きな液タブがあったり、iPadを使っていたり、PCもMacがあったり、いまだに何を使えばいいか迷っているので、自分にあった環境を作るのは目標です。
ーご友人と外出される時っていうのは、どんなことをされるんですか?
出水先生 以前漫画家で集まって卓球したのは楽しかったです。
あとは動物園に行く会があったり、オンライン上で集まってゲームしたり、ボードゲーム会したり。
ー最後に、公式サポーターとしての意気込みやGENSEKIに期待すること、取り組みたいことなどあれば、一言お願いします。
出水先生 まずは、このようなお話を頂けたことに感謝しています。
GENSEKIさんがうまくいって、さらにイラストレーターの方の環境がより良くなることを願っています。自分にとってもプラスなんです。これまでも規定がない中で探り探りやってきたところはあって、「これが答えです」っていうのはないので。
ぜひみなさんと一緒にGENSEKさんを盛り上げていけたら良いなと思っています。今後とも宜しくお願い致します。
▼ 過去のインタビュー記事
【出水ぽすか特別インタビューvol.1】約束のネバーランド作画・出水ぽすか先生のイラストレーター・漫画家の原点とは
【出水ぽすか特別インタビューvol.2】今だから分かる「自分の適正価格を知ること」の重要性
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