こんにちは! GENSEKIマガジン編集部です。GENSEKIでは登録クリエイターさんにさまざまなお仕事を依頼しています。
今回は「企業ECサイトに連載する漫画」を依頼した事例を、クリエイターさんのインタビューをまじえてお届けします。
【ご依頼したお仕事】ECサイト連載漫画『隣のアルモットくん!』
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<案件の概要>
グローリー株式会社様よりGENSEKIに「自社サイトで商品紹介の2ページカラー漫画を掲載したい」とのご要望をいただきました。
これを受けて、GENSEKIではクリエイターさんの提案と制作ディレクションを行っています。GENSEKI登録クリエイターの中から、かわいらしい漫画が得意なにしたけくみさんにお願いすることになりました。
ーGENSEKIから依頼が来たときは、どう思われましたか?
にしたけ くみ
GENSEKIに登録した作品から「漫画が得意」と思っていただけたのは、ありがたかったです。動物のキャラクターを使用してのお仕事ということもたいへん嬉しく、すぐOKのお返事をしました。
ーどういった流れで制作が進んだのでしょうか?
まず「アルモットくん」というキャラクターはECサイトにすでに存在していました。そして、大まかなストーリーもクライアント様の方で作っていただきました。
私の方では、アルモットくんの口調などの細かい設定を行うなど、キャラクターの肉付けをしています。
設定ができた後に、ラフ、カラーラフ、完成稿と進んでいきました。
連載が進むにつれ、現在ではクライアント様がアルモットくんのセリフまで書いていただけるようになりました。私もスムーズに描かせていただいています。
ー工夫されているポイントや、難しかったことはありますか?
商品紹介とストーリーやキャラクターとのバランス配分は難しかったです。
漫画の目的はECサイトの商品を紹介すること。ただ、読者にはキャラクターに共感してほしかったので、「親しみやすく愛されるアルモットくん」を目指しました。そのために、キャラクターの表情を豊かにするように工夫しています。
漫画の中に「ビタミンCたっぷりラーメン」というものが出てきます。これは「モルモットにあうメニューにしたい」とクライアント様からご提案いただいたものです。
実際、モルモットはビタミンCが不足しがちなんだそうです。パプリカやカブなどの具材は私の方で調べて描いてみました。
他にも、商品をイラスト化するときに、忠実に描きつつデフォルメするバランスは難しかったです。どこまで簡略化していいかは、一度描いてクライアント様に確認してみないとわからないので、ちょっと緊張しました。
ー今までにこういった企業サイトでの商品紹介漫画を描かれたことはありましたか?
このような商品紹介漫画は初めてです。
40ページくらいの漫画をクラウドファンディングで半年間連載していたことはあったのですが、その時は6頭身くらいのキャラクターでした。今回はまったく感覚が違いましたね。
今はときどき自分の日常を漫画にしてアップしています。
表情豊かなキャラクターやいきものを描きたい
ー普段はどういったお仕事をされているのでしょうか?
似顔絵や、ボードゲームのキャラクターイラストを描いたりといった個人様からのお仕事のほか、ビジネスの現場でのお仕事もさせていただいてます。
企業でのプレゼンテーションの挿絵を描いたり、企業での「アイデア開発ワークショップ」のような場に参加し、ワークショップ中に出たアイデアをその場でイラスト化したりしています。
ー普段のお仕事の依頼は、どういった経路で受けられているのでしょうか?
個人的な知人からお話をいただくことが多いです。また、私はときどきお芝居もさせていただいているのですが、その人脈からお仕事をいただくこともあります。
イラストエージェントや、イラストレーター登録サイトもいろいろと利用はしてみましたが、お仕事をいただいたのはGENSEKIさんが初めてです。
ー好きなイラストレーターさんや漫画家さんはいらっしゃいますか?
『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の松本ひで吉さん(@hidekiccan)が好きです。動物の愛らしい表現が豊かで、絶妙なシュールさもよく、癒しをたくさんいただきました。
ー今後やってみたいお仕事はあるでしょうか?
キャラクターをいきいきと動かすことに喜びを感じるので、そういったお仕事がいただけると特にうれしいです!
GENSEKIの「お仕事依頼」って?
GENSEKIからお仕事をご依頼する流れは、大きく分けて2パターンあります。
2.株式会社viviON(GENSEKIの運営会社)で発生した案件をご紹介する
「1」については、手数料を約20〜30%頂戴しておりますが、「2」の案件については社内発注のため手数料はいただかず、そのまま作家様に全額お支払いさせていただいております。今回にしたけくみさんに受けていただいたのは「1」のお仕事です。
また、新しく「GENSEKIギルド」という取り組みも始めました。
このように、GENSEKIではご登録やコンテストをきっかけに、クリエイターさんへいろいろなお仕事をお願いしています。
我こそは! というクリエイターさん、自分のスキルの営業経路をお探しの方、ポートフォリオページを作りたい方など、みなさんぜひお気軽にご登録ください!
▼そのほかのお仕事依頼
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編集
斎藤充博(Twitter/potofu)
企業オウンドメディアを中心に企画・制作・編集を行う。
執筆
kao(Twitter/Web)
イラストレーター&ライター。GENSEKIではインタビューやメイキングを中心に担当。イラコン応募がきっかけでお仕事のご縁ができた。