作家の応援について考えてみた




こんにちは、おゆみです。
今回は「作家の応援」についてお話させていただきました。
どちらも実際に私が経験した話ではありませんが、他の作家さんから聞いた話を元に描いています。
いざ自分が作家という立場で、ファンから恋愛感情のような好意を持って一線を超えるアクションを起こされた時は、やはり対応に困るものです。
特別売れてるわけでもない私ですら、そういった経験はあります。そしてそういう時、「せっかくファンでいてくれてるのにこれを断ったら離れられてしまうかもしれない」ということも頭によぎります。かといってファンの特別な期待に応えるわけにもいきません。
その一方で、作家さんと仲良くなりたいと思う気持ちも痛いほどわかります。私自身も、自分の好きなお笑い芸人さんのライブへ頻繁に通っていた頃、ちゃっかりお近づきになれないかと考えたことがあります。つまり、下心です。
なのですが、やはり作家も人です。
ファンが「健全に応援してくれる」ことが、作家さんにとって最もうれしいことでもありますし、それが本業である創作活動のエネルギーにもなります。
「健全に応援する」というのは、まず、その作家さんの創作物を純粋に好きになることです。そして、好きだから読みたい、目にしたい、所有したい、知りたい、それを通じて同じ趣味の人と繋がって語りたい……そんな気持ちを持つことだと思います。
具体的には、作品を購入してみる、「好きな作品」をSNSでツイートしてみる、などです。当たり前のように思えますが、こういったことが作家さんとしては一番うれしいのではないでしょうか。
作家はあくまでも裏方で、表に立っているのは作家が生み出した創作物(小説や漫画、絵など)なんです。
自分が好きな作家さんがいる方は、ぜひ「健全な応援」で作家さんを応援してくれたらうれしいなと思います。
漫画
おゆみ(GENSEKI/Instagram:oyumijp)
平成生まれ、東京在住のイラストレーター。漫画や文章もときどき描きます。
この記事を読んだ人におすすめの記事
-
2022.7.25
-
2022.9.28
-
2022.9.29
-
2022.9.27
-
2023.12.20
「収入を上げるには?」「フォロワーを増やすには?」「いいアイデアを出すには?」 カメントツ先生に聞く【漫画お仕事道】第4回
-
2022.9.21
きっかけは育休中にSNSで見たコピックイラスト。育児と仕事も両立しながら、描き始めてたった4年でフォロワー2万超えの兼業イラストレーター・彩木ぴすこの素顔